かつて北海道の大地を駆け巡っていた、今は廃線となった国鉄ローカル線のありし日の姿。
1980年代初頭、国鉄ローカル線の多くは、莫大にふくれあがった国鉄の赤字を(ほんのわずかだけ)解消するため、「鉄道としての使命を終えた」と廃線にさせられてしまった。その国鉄も、1987年3月31日をもって終わり、民営のJRに生まれ変わった。
こんにち、廃線跡を訪ねるインターネットホームページは数あるが、若い作者のページが多いためか、廃線前の現役時代の姿を紹介するページは少ない。
幸か不幸か、筆者・北川宣浩は国鉄廃線が相次いだ時代に独身貴族を謳歌し、各地を鉄道や自転車で飛び回っていた。そこで、晩年の姿を当時の資料と私情を交えて、廃線の集中した北海道に絞って紹介することとした。
今から思えば、もっと体系的に写真や切符やスタンプを集めていればよかったのにと悔やまれる。失ったものは戻らない。だから、廃線跡を見れば、今を大切に生きる尊さを教えられる。
このコーナーを作成するにあたり、次の資料を参考にした。
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国鉄監修・弘済出版社発行「一枚のキップから」スタンプ帳を元に制作。1978年5月版。
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