![]() TVクイズ大研究
|
●インターネット版の作成にあたって
「TVクイズ大研究」は、1980年暮れに上梓した、私が最初に書いた本です。今となってはハウツーの部分も資料の部分もまったく役にたたないのですが、戦後50年の中のクイズの歴史の証人にはなるだろうと思い(・_・?)、ホームページに掲載します。
NIFTY-ServeのFQUIZなどで、機会あるごとに語っていますが、私はただのクイズマニアになるつもりはありませんでした。自分の得た知識やノウハウ、そしてクイズの楽しさをみなさんに広く伝え、クイズをメジャーなものにしていきたいと思っていました。それに、学生時代より作家先生の元で書生のバイトをしていたことも手伝って、自分で本を書きたいと常々思っていました。
クイズ番組で勝ち進み、ある程度の経験ができた1979年ごろ、知り合いの編集者に「自分の経験を元にしたクイズのハウツー本を書きたいのですが」と相談してみました。彼の勤める出版社は単行本は出していませんでしたから、彼がリライターになって、私の原稿に手を加えてどこぞの出版社に持込み、そこから出版しようと考えたようでした。
テスト版として私がある章を書いてみて、それを彼がリライトしてくれたのですが、文章はうまくなったものの、どうもしっくりこなくて、私としては自分で全部を書きたいと思っていました。
どこでどうなったかは忘れましたが、結局私自身が書くことになり、その編集者の紹介だったかどうかも忘れましたが、朝日ソノラマという中堅の出版社から新書判サイズの単行本として出版することに話が決まりました。
当時はワープロがなかったので、出版社の名前が入ったB5の20×20マスの原稿用紙を大量に貰い、鉛筆と消しゴムで書いていく作業が始まりました。作文は好きでしたが、さすがに本を書く作業はたいへんで、何度も挫折しかかりました。一度出版すると決めた以上編集者も社内の立場があるようで尻を叩かれ、80年の年末に書店に並びました。
文字どおり、夢にまで見た自分の本が書店に並ぶことは、クイズに優勝した以上にうれしく誇らしく、北川得意の絶頂に拍車をかけることになりました。でも、予想に反して(^_^;)ほとんど売れず、再版しませんでした。最近のクイズ本は版を重ねているらしく、私は生まれる時代が早かったのかもしれません。
今読むと文章は稚拙だし、表現は古臭いし、「あとがき」にも書いてあるけど私事が多くてまるで自伝のようですが、それなりに当時のクイズの雰囲気を伝える資料になっていると思います。
この本はワープロのない時代に手書きして出版したので、電子版はNIFTY-ServeのFQUIZのために作り、95年に会議室で連載しました。
前半は本を見ながらワープロに打込んで行きました。その作業は92年ごろからコツコツとやっていました。この作業はかわいい自分の本とは言え大変で、半分まで打込んだものの、3年くらいほっとかし状態でした。
しかし、このところ人間ドックなどでロクな結果がでてないものだから(^_^;)、自分の足跡を残しておこうと一念発起し、後半部分の電子化に着手しました。
後半部分の電子化には、文明の利器、OCR(活字認識装置)を利用しました。スキャナで本を読み込み、その文字の画像データをワープロ化していける時代になったのです。スキャナはCANON IX4015、ソフトはメディアドライブのウインリーダープラスV2.5を使いました。いずれも会社のものなので(^_^;)、昼休みを利用して、毎日数ページずつ電子化していきました。
もともと粗悪な紙に粗悪な印刷をした本ですので、字体の似ている文字は誤判断もありました。なのでOCRが解析した文字を、すべて目で確認して、手で修正しましたが、それでも本を見ながら打込んで行くよりは早く正確だったと思います。
前半は同音異義語などのワープロ特有の変換ミス。後半は似て非なる文字をあててしまっているOCR特有のミスがあるかもしれませんが、お気付きの点は指摘してください。
原本のあきらかな誤記・誤植以外は、特に修正していません。よってデータなどは現在ではまったく使い物になりません。歴史的資料として、北川の半生としてお読みください(^_^;)。
原本のイラスト(私が描いた)、写真(ほとんど私が撮影した)、図版などはなるべく掲載しています。ここがNIFTY-Serveの会議室との大きな違いです。けれども、スキャナの精度か見にくいのでご了承ください。
原本は縦書き。1ページに1行45文字×18行、全部で320ページ、厚さ22ミリの大作です(^_^;)。ログを上記の形式に整形して印刷しても、イラストなどのページがありますから、元通りにはなりません。
「TVクイズ大研究」の著作権は私、北川宣浩にあります。このインターネット版のログ(電子版・印刷版を問わず)を他に転載・配布することはいっさい禁止します。クイズ研究会や友人同志などで印刷物を回覧することも辞めてください。あなたのホームページからのリンクはOKですが、メールしてください。
「TVクイズ大研究」は版元にも絶版でまったくありません。出版社に問い合せるのは互いにムダですので、お辞めください。
TVクイズをより楽しむための本です。
ぼく自身が出場した体験をもとに、出るのが好きな人、これから出ようと思っている人、見るのが好きな人、皆さんに楽しんでいただけるように書くつもりです。
見るのが好きな方は第1章から、
これから出るつもりの方は第2章から、
ハガキをポストにいれた方は第3章から、
予選に合格した方は第4章から、
いよいよ出場の方は第5章から、
見事優勝した方は第6章から、
ウルトラクイズファンの方は第7章から、それぞれお読みください。
また、TVクイズは、局の都合によって終わったり、内容変更になったりします。そうなっても、少しでも永く皆さんのお役に立てるよう、第4章の「クイズの勉強法」には特に多くのページをさきました。新しい番組が始まったら、第4章を参考に番組研究をしてください。
中には「この本を読んで本当にクイズに強くなれるのか?」と疑問の方もいらっしゃるでしょう。私事で恐縮ですが、以前までクイズにまったく興味を無かった妹の洋子が、ぼくの熱中ぶりを見てクイズを始め、アドバイスを受け独自に勉強し、ぼくが優勝できなかった番組にも優勝するようになりました。妹へアドバイスしたことはみな書いたつもりです。それなりの効果はあるものと思っています。
第1章 クイズにチャレンジしよう!
第2章 選ばれるハガキを出そう!
第3章 予選通知がやってきた!
第4章 クイズの勉強法
第5章 さあ!スタジオ入りだ
第6章 優勝! 念願の海外旅行へ出発!
第7章 特別番組 アメリカ横断ウルトラクイズ/あとがき
QUIZのメニューに戻る
次に進む