TVクイズ大研究

TVのクイズ番組を裸にした本!
数々の番組で優勝を続ける筆者が、自らの経験と頭脳からあみ出した、本当は公開したくない、
TVクイズ攻略のまる秘カリキュラム一挙公開!

©北川宣浩 1981
ウルトラクイズ

第7章 特別番組 アメリカ横断ウルトラクイズ


"第3回"にもなるとすっかりお茶の間に定着


 1979年8月26日の後楽園がスタート。成田でのジャンケンもおなじみになった。

1、機内(400問の三択クイズ。50名から40名に。トップは329点、82・2%の岩崎悠一氏。敗者は成田空港に点数が掲示され、恥のウワヌリをした)

2、サイパン・マイクロビーチ(O×クイズ。40名が20名に。敗者はホテルに泊まれず砂浜でキャンプ)

3、ハワイ・船の上(一対一の早押しクイズ。20名が10名に。敗者は海へドボン)

4、ロサンゼルス・ナッツベリーファーム(インスピレーションクイズ。10名が8名に。敗者はハヤリのローラースケートで空港へ)

5、グランドキャニオン・崖っぷち(早押しクイズ。8名が7名に。敗者はロバと共に渓谷を通って街に出る。すぐ下にヘリが迎えに来ていたが本人はマジに歩いて行ってしまい捜されたとか)

6、ツーソン・オールドツーソン(ヘリコプターからバラまかれたクイズ用紙を拾ってきて答える。7名が6名に。敗者は悪漢にさらわれオリに入れられた)

7、サンアントニオ・アラモとりで前(早押しクイズ。6名が5名に。敗者はハルピニオンというとてもからい、メキシコ科理を食べさせられた)

8、ヒューストン・樫の木牧場(動物をゲストにしてのインスピレーション&早押しクイズ。5名が4名に。敗者は世界一の大ブタと共にトラックで空港へ)

9、マイアミ・マイアミビーチ(タイヤをひきずって、早押しボタンまで走らなければならないリタイヤクイズ。別名タイヤドクイズ。4名が3名に。敗者は荷物を持ったまま海へ)

10、ワシントン・ホワイトハウス前(答えたら他の1人の解答権を封じることのできる封鎖クイズ。3名が2名に。敗者はわざわざバラまいたゴミを囚人服を着て拾う)11、ニューヨーク・PANAMビル屋上(早押しクイズ)

 3代目の栄誉は宗田利八郎氏(福島県棚倉町、当時29歳)が得た。準優勝は田上滋氏(京都市、当時18歳)。宗田氏はダラスで競走馬一頭を賞品にもらった。

 

 

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