TVのクイズ番組を裸にした本!
数々の番組で優勝を続ける筆者が、自らの経験と頭脳からあみ出した、本当は公開したくない、
TVクイズ攻略のまる秘カリキュラム一挙公開!
さて、ウルトラクイズの第2回が実施されたのは1978年9月2日。このクイズにかけたぼくの情熱は第1章にあるとおり。
後楽園球場でのO×クイズ、成田空港でのジャンケンに続き、
1、飛行機内(500問のペーパーテスト。トップは426点、85%のぼく)
2、サイパン・マイクロビーチ(O×クイズ。40名が20名に。敗者は手こぎ舟で空港へ。合格者のうち13名は、敗者復活戦カルタ取りクイズで生き返った人々)
3、ハワイ・カピオラニパーク(フラダンスなどを見ての記憶力クイズ。20名が10名に。敗者は輪タクをこいで空港へ)
4、サンフランシスコ・マリンワールド(インスピレーションクイズ。1名が脱落。敗者は象の下敷きに……!?)
5、レイクタホ・湖畔(リレークイズ。同一の問題に解答者が出るまでリレー式に答えていく。9名が8名に。敗者は顔にパイをベチャッ。水で洗っただけで飛行機に乗ったので、プンプン匂ったとか)
当時24歳の北川宣浩が優勝し、港区の間下友美子氏(当時27歳)が準優勝だった。
賞品は家族2名をニューヨークへ呼ぶというもので、母と、成田のジャンケンで負けた妹がやってきた。そしてセントラルパークに面している最高級ホテル・エセックスハウスの、これまた最高級の部屋・ウェリントン卿の間(一泊千ドルとか)に2泊した。
ウェリントン卿お気に入りという、牛肉をパイ皮で包んだ料理も食べ(撮影してたので充分食べられなかった。放送ではカットされたので、もっと食べればよかった)三人一度に寝られそうなベッドで寝た(もち、一人で)。
人からは「君の時の賞品が一番いいね」と言われるけれど、やっぱ、そうみたい。