
歴代クイズ王が語るウルトラクイズ必勝法
「知力・体力・時の運」次のクイズ王はあなた!かも、しれない?
1987年の第11回ウルトラクイズはどこに行き、どんなクイズが出されるのか。シークレットコースはあるのか。そして優勝賞品は?
発表されたコースを元にして、クイズ王が大胆な予想を立ててみた。
※1987年6月12日現在のデータによる。
↓これは極秘ですので袋とじになっています。ここから切り開いてください。↓
最初スタッフは、後楽園球場と甲子園球場の2つに分けて予選をする方法を考えていた。あらかじめ読売新聞などに1問目の問題を載せ、○と思うなら後楽園、×と思うなら甲子園にこの日に集合してもらう。しかしクイズ王が取材中に「1問目の答えがわからなければ、誰も参加しませんよ」と指摘し、白井博審査委員長は「それもそうだ」とハタと気がついた次第。よって今年も後楽園一本だ。
決勝地がニューヨークのため、1問目は自由の女神問題と思われるが、スタッフは「もう出しすぎたので自由の女神問題はない」と言っている。しかし油断はできないスタッフのこと、第1問目はまた自由の女神問題になるだろう。そこで自由の女神問題を予想してみた。
現在の後楽園球場は来年88年にはドーム付球場にかわる。つまり、ウルトラクイズにとって今のグラウンドは第11回で最後になる。そこで「ニューヨークの自由の女神があるリバティ島と後楽園球場では、リバティ島のほうが広い」という球場にちなんだ問題が出そうだ。
国内第2次予選はジャンケンが予想される。86年は腕相撲をやってみたが、スリルと運だめしにとんだジャンケンに戻る模様。ただし大穴としてニラメッコ、金魚すくいが考えられる。
グァム行きの飛行機は番組スポンサーである全日空のトライスター、朝10時発のNH11便である。すでに全日空東京支店が挑戦者・スタッフ用として80席を仮押さえしてある。86年のような○機×機はなく、乗る飛行機は1機だけ。また、全日空はグァムにタラップ施設を持ってないので、機内クイズの成績発表に使うブーブーゲートが取付けられない。その代わり、機内のスカイビジョン(ビデオ設備)を利用した成績発表になる模様。
ドロンコクイズだろう。第10回、挑戦者はグァム第一ホテル、スタッフはパシフィック・アイランド・クラブ(PIC)に泊まった。そしてPICのビーチにドロ池を掘ったのである。第11回もスタッフがPIC泊ならドロンコだ。
このところハワイでは綱引きかドボンクイズだ。順番から行くと一対一のドボンクイズ。
ゲストは大都市でないと呼びにくいので、ゲストを迎えたインスピレーションや三択クイズなどであろう。
ロスから約120km東に行った、避暑地として有名なところだ。付近にはヨシュアツリーナショナルモニュメントや州立公園がある。ヨシュアとはモーゼの後継者でユダヤ民族の指導者のこと。森林なので大声クイズとか先祖当てクイズが予想される。
88個の天然のアーチがある浸食地形のアーチーズ国立公園で、体力クイズが行われるだろう。アーチをくぐり抜けるジョギングクイズと予想する。