TVクイズまる金必勝マニュアル

名人が教える150のノウハウ

©北川宣浩 1985
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こうすれば当たる、抽選クイズのコツ


 抽選クイズは単純なハガキの抽選ですので、せいぜい目立つハガキを書くくらいがテクニックのようですが、なかなかどうして、当選しやすい方法があるものです。
 まず、先に述べたように抽選クイズはメーカーのマーケティング戦略ですので、メーカーの意図をよく汲み取ることです。メーカーは当然、自社の商品を売りたいがために抽選クイズをします。売るにはターゲット、つまり特に売りたい人の層があります。例えば婦人ブラウスの会社ならターゲットは中年男でなく女性です。目隠しをして厳正な抽選をしているのだろうけど、婦人ブラウス会社の抽選クイズなら、中年男よりもご婦人のほうがよく当たると思いませんか。特に海外旅行招待は、何日間かメーカーの担当者や他の当選者と一緒に過ごす特殊性があるので、抽選はより慎重になってるハズです。メーカーによっては仮当選書をまず送って、誓約書を書いてもらって始めて本当選としているところもあるくらいです。だからメーカー実施の抽選クイズは、メーカーの意図を読んで応募するのが当選率を高めるポイントです。

はがきの抽選

 次に抽選をする時期ですが、応募期間が終了したらセーノで全部のハガキをまとめて抽選するものと、1週間ごと、あるいは1ヵ月ごとに締切りを設け、抽選する場合とがあります。実は1週間ごとに抽選する抽選クイズが狙いです。最初の1週目は広告がそれほど浸透していないので、応募率が格段に低いのです。当選者数を下まわる場合もよくあるそうで、そのときは応募者全員が当選となります。だから日頃から広告をよく見て、あるいは売場にぶら下がっているメーカーのパンフレットなどをマメに貰ってきて、抽選クイズが始まったら迷わず即応募することです。逆にキャンペーン期間終了間近になると応募がグーンと増えますので、ハガキを出してもまず当たりません。

 さて、普通の人ならいい景品の抽選クイズに応募したいですよね。だから海外旅行やクルマが当たる抽選クイズは応募が殺到します。でも抽選クイズをよく見渡すと、なにを考えて決めたのかわからない賞品のものもあります。こういうのは当然応募数が少ないですから、当たる率が高くなります。また、空き袋などを送る場合、購入しなければならない商品の数も重要なファクターになります。例えばタンスに入れる防虫剤のような、いつもいつも使わない商品なのに空き袋を3枚も送らないと応募できないような抽選クイズは、応募期間が1年もあれば別ですが、たいてい3ヵ月くらいですので、応募率は当然少ないです。応募のために3袋買ってきて、全部一度に使う主婦はそういないでしょう。こういう思慮の浅いメーカーの抽選クイズがマニアの狙い目です。意外とこういう抽選クイズも多いので、「抽選クイズ」イコール「ものすごい数のハガキの抽選」イコール「当たるわけがない」と決めつけないで、よく研究して応募してみてください。

 

 

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