TVクイズまる金必勝マニュアル

名人が教える150のノウハウ

©北川宣浩 1985
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思わず拾いたくなるハガキを出そう


 ハガキの抽選の方法は、あとで説明する抽選クイズの項で詳しく書きますが、クイズ番組では地区別、男女別くらいに分類してから抽選するようです。ということはどのハガキも一度はスタッフの目に触れるわけですので、まず分類しやすいように読みやすい字で書いてあることが拾われる第一の条件です。難読名はふりがなを振っておくべきです。さらにアパートの棟番号や電話番号などの必要事項がキチンと明記されていることが第二の条件でしょう。
 そんなことはあたりまえ、と思うでしょうけど、意外と守られていないのが現状です。年配の人に多い崩した字は若いスタッフには読めません。逆に若い人のまるっこい字や誤字だらけのハガキはスタッフをガッカリさせます。また、せっかく当選しても住所が不備で返事を出せなかったり、電話番号が書いてないため連絡が遅れることもよくあります。赤いサインペンでベタベタ書き込んだりの小細工をする前に、もう一度初歩に戻って丁寧なハガキを書くようにしてください。

 何かハガキに特徴を出したいのなら、自己PRを書くことです。自己PRは予選では必ず書かされる、スタッフとしてはどうしても知りたい項目ですから、前もってハガキにおもしろいエピソードを書いておけばスタッフは目にとめてくれるでしょう。ワンポイントのしゃれたイラストもいいかもしれません(但し、そういうのは全く関係ないと言うスタッフもいる)。

 そうして書いたハガキをポストに投函しますが、よく当たるポストなんてありません。お宅近所のポストで結構です。但し、よく当たる投函方法はあります。それは一度にドバッと出さないこと。2~3日おきに1枚ずつ、計4~5枚も分散して出せばまず拾われますので、試してください。バラして出すわけは、まとまって局に着いた同一人物のハガキは、1枚だけを抽選の箱に入れて、ほかのは抽選からはずしてしまう場合があるからです。でもバラして出せばそういう心配はないでしょう。どのハガキも抽選に参加できるわけです。

 でも、せっかくこの本を買ったのだから、ウルトラCみたいな凄いハガキの書き方・出し方を知りたいという人のためにいくつかご紹介すると、
*ハガキに1円切手を貼って出す。1円切手は珍しいので拾ってくれる。
*広告付のエコーハガキや、年賀ハガキで出す。
*ハガキをクシャクシャにして出す。そこだけハガキが浮くので目立つ。(ちょっと失礼かな)
*ハガキの周囲を赤で囲む。積みあげても目立つ。
*周囲にギザギザのある絵ハガキで出す。ハガキの厚さとギザのため積みあげても目立つ。
*ハガキを100枚くらい小包でまとめて出す。努力を買って貰う。
*キスマークをつけて出す。エッチなスタッフが期待して拾ってくれる。

 

 

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