歴代クイズ王が語るウルトラクイズ必勝法
「知力・体力・時の運」次のクイズ王はあなた!かも、しれない?
ウルトラクイズの賞品には必ずオチがあるし、番組スケールにみとれてしまって、賞品はどうでもいいって読者も多いんじゃない? こんな意見が多かったからか第10回はオチのない?熱気球になったけど、あれだって中古品なんだぜ。そこで、こんな賞品なら絶対欲しいっ、ていうのを考えてみた。
日本の土地は狭くて異常に高い。それにもともと日本人は空間をゆったり使うとか、時間をじょうずに使うとかがすごくヘタな人種と思う。別荘も休暇を過ごす安らぎの地としてよりも、単なるステータスシンボルとしてしか思われてないんじゃないか。でもこの円高、そして国際化社会への参加が課題でもある今、ハワイの別荘は予算的にも番組のコンセプトからも無理でない、むしろふさわしい賞品と思う。まぁ、行ってみたらボロボロの建物で修理に金がかかるとか、満ち潮になったら海に沈むとかのオチは許す。
ビデオは今でこそ半数の家庭にあるらしいが、ウルトラクイズが始まった77年は、いまや全世界に1億台あると言われているVHSの1号機が世に出た年だった。だから第1回からのビデオが全部揃っている家なんて、まずない。そこで優勝者の優勝祝賀パーティの席で、過去10人のクイズ王1人1人から、昔のウルトラクイズのビデオが手渡されるのだ。
でも待てよ、祝賀パーティが開かれるのはニューヨークだから、これではクイズ王がニューヨークに行きたいから考えついた賞品じゃないのかい?
(PART2に続く)