名人が教える150のノウハウ
■きれいにメイクしてスタジオ入り
録画は隔週木曜日、大阪の朝日テレビスタジオで。広い応接室にとおされ、お茶のサービスまであります。他の番組が化粧室や楽屋で待たせたのにくらべ、かなりの優遇でしたので感激しました。
大阪のクイズ番組の特徴は男性でもメイクをすること。東京の番組でメイクをした経験はありませんが、大阪はどの局もメイクをします。メイクといっても汗をおさえてファンデーションを塗るくらい。もちろん専門のメイクさんがしてくれます。慣れないものなので、あとで落とすのが一苦労。勝ったときはいいけれど、負けたあと、一人洗面所の冷たい水で顔を洗うのはミジメです。女の子にはさらに美しくメイクをしてくれます。そのままお帰りください。
スタジオに入ってまずリハーサルをします。パネルは前方にドンと立っていてかなり大きく感じました。さて、ここで問題です。あのパネル、色を何色出せるでしょう。
赤緑白青の4色と答えた人は素人。
赤緑白青に加え、アタックチャンスの黄色を入れて5色と答えた人は普通のクイズマニア。
正解は6色。赤緑白青黄と、最後のフィルムクイズのときにチャンピオンが獲得した部分が紫になってフィルムが合成されるのです。なお、電気が消えているときはグレーです。
パネルクイズアタック25はなんといってもパネルの取り方が重要ですので、ポイントを箇条書きにしてみます。
・パネル取りの基本はまず角を取ること。角はアタックチャンス以外では消えない強力な砦。一つのコーナーを自分の陣地とし、そこからジワジワと陣地を広げていくようにします。
・次に大事なのは角を取らせないこと。相手に角を取られたら今後の展開が不利になります。そこで、次に答えてどこかを埋めたら相手に角を取られてしまう場合は、答えがわかってもワザと答えない「パス戦法」をする人もいるほどです。
・消されない場所に取るのもテクニック。たくさん答えてもいつも中側のパネルしか指名しない人はすぐに相手の色にされてしまう。すでに色になっているパネルに囲まれてた穴になっているところを取ったり、弱い人にくっつけて取るとなかなか消えません。
・アタックチャンスは必ず取ること。一気に逆転できる可能性がありますので、負けている人はなんとしても、勝っている人は相手に消されないために、ぜひ答えましょう。アタックチャンスの問題は大部分時候に関するものか、放送日にちなんだ問題です。まえもって予測できますので充分に調べて臨みましょう。なお、アタックチャンス後の問題は極めて素直なやさしい問題がでますので、ボタンの勝負で答えましょう。
・後半勝負が佳境になってきたら、優位な人を重点的に攻めましょう。よく答える人、パネル枚数の多い人のパネルを消すように狙います。残りパネルがあと3~4枚になったら、角を狙うよりも強い人を消して自分が優位になるようにします。