TVクイズまる金必勝マニュアル

名人が教える150のノウハウ

©北川宣浩 1985
クイズビデオ

パネルクイズアタック25


■予選通過には幅広い知識が必要

 難しい問題が多いですね。特に2、3、5、15、16、17、18などにも答えられるようになるには、かなりクイズの勉強を積む必要があるでしょう。また、1、7、9、13、14、16、20などはクイズに頻出してますので、この番組を狙うなら必ず答えなくてはならない問題です。
 予選にはあらゆる分野から、しかも時事問題も含めて出題されますので、日頃からクイズ番組をよく見たり、クイズの本を読んだり、予選前には新聞・雑誌に目を通すなど、地道な努力がいるでしょう。合格ラインは15点前後。その日全体のできにより多少変わります。
 ペーパーテストに通った人だけが会場に残り面接になります。だいたい10数名です。ほとんどの人がペーパーテストで帰っていくわけです。ぼくはいままでにペーパーテストで落ちた経験がないのですが、落ちた人によると、たいへんクラーイ気持ちで会場を去るとか。日曜日の午後、テレビ局からクラーイ顔をした人たちがゾロゾロ出てきたら、きっとクイズの予選に落ちた人たちだからいじめないでね。
 面接は、プロフィール表をもとにした簡単な質疑応答です。おおむね自己紹介欄に書いたことを、番組冒頭の自己紹介でしゃべるようになりますので、テレビに出て何をいいたいか、予選を受ける前に考えておきましょう。
 4人の出場者は、予選の得点が同じ者同士を組むそうです。だからあんまり予選ができてしまうと強い人とあたってしまうので、ホドホドに答える人もいます。でもそういう日に限ってみんなのレベルが高く、落ちてしまった人がいるので、ヘンな勘繰りはやめましょう。
 この場で合否の発表はなく、以後1年間名前が登録され、他の出場者とのバランスがうまくとれた時に出場となります。
 実力本位の番組ですので、ペーパーの成績が良ければ、まず大丈夫。

■パネルの取り方を練習する

 先にも書いたとおり、パネルを上手に取らないと勝利は望めませんので、通常のクイズの勉強の他にパネルの取り方の練習もしましょう。家族や友人とオセロゲームをするだけでも結構です。普通のオセロでもいいし、4色の紙を切手大に切って駒にし、さらに5×5の25枚に仕切ったボードも作って、4人でオセロをしてもおもしろいでしょう。クイズを出してできた人が駒を置くようにすると、より実践的です。クイズマニアならなにも出場前でなくても、この「ファミリー版パネルクイズアタック25」で充分楽しめるはず。友人がパソコンで4色オセロを作ろうとしましたが、複雑なプログラムになるらしくてまだ実現していません。

 パネルの取り方は、

・最初に答えた人は中央の13に取る。
・次からは相手を挟む意志をもってパネルを取る。
・相手のパネルを取れる時は必ず取らなくてはならない。
・位置の関係でどこも取れない時は、どこかにくっつけて取る。

 頭の中で考えていても無理だから、何度も番組を見て、自分ならここを取る、この人はパネル取りがうまい、などと研究しましょう。録画当日、スタッフがもう一度パネルの取り方を説明してくれますが、これを聞く必要のないよう、充分熟知している人が有利です。

 

 

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