名人が教える150のノウハウ
■予選問題は本番よりも難しい
一般に予選問題は番組中で出題されるクイズよりも難しくなっています。なにしろどの番組でも予選参加者の約1割しか合格させないのですから、ある程度最初から落とすつもりで難しくしているのです。この番組の予選問題もかなりのレベルで、特に女性には難しいでしょう。どの番組でも予選会は1日に3グループくらいに分けて実施していますが、男性グループ、女性グループ、学生グループのように分けています。合格のボーダーラインも女性グループでは低く、また、地方もボーダーラインは低いそうです。余談ですが、一美とか泉とかいう普通は女の名前なのに、こういう名前のついている男の人は、女性グループでポツンと予選を受けさせられることがあります。心配な人は申し込みハガキに「性別・男」と明示しておきましょう。
1グループ約50名のうち3分の1くらいがペーパーテストに合格。名前を呼ばれますので会場に残ります。何度予選を受けてもこの瞬間は緊張します。名前が呼ばれるのはなんとも気持ちのいいものです。だいたい12~15点くらいが合格ラインです。
面接はプロフィール表を元にしたスタッフとの質疑応答です。このペーパーテストに合格するほどの人は過去に何回かはクイズに出ていますので、無理に経歴を隠すことはないと思います。ただ、他のクイズ番組と同じ時期に出場されると「この人はこのあいだも○○クイズに出ていた」という抗議が局に来るそうなので、「いつごろ出ましたか」「○○クイズの予選にも通っているなら、録画予定はいつごろですか」と、他のクイズ番組の放送の都合は聞かれます。半年くらい間をあけて出るのが無難です。
この場で合否の発表はなく、半年の間に出場依頼がなければ不合格、出場して欲しいのなら録画2週間前に通知が来ます。録画は原則として隔週木曜日に、大阪の朝日テレビ本社横のABCホールで行われます。三枝の国盗りゲームと1週おきです。会場に入って録画を見学できますので、関西地区の方は、自分の録画前に一度見ておくといいでしょう。放送は録画後約2~3週間です。