中高年から始める バイクツーリング


中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ。

©北川宣浩 2009
十勝

 


日帰りツーリング


日帰りツーリングで気になるのは走行距離。
首都圏の一般道で信号待ちを考慮すれば1日に約250km(片道約120km)くらいが限度でしょう。北海道などの渋滞が少ないところではもっと走れますし、高速道路を使えば500km(片道250km)くらい走れないことはないですが、あまり長距離・長時間の走行は疲労を増すだけです。高速利用でも300kmがいいところでしょう。
むしろ、適度に休みをとって、景色や食べ物を楽しみながら走るのが、中高年のたしなみだと思います。筆者は1日200km以下、150kmくらいを目安にコースを作成しています。適度に観光や温泉を楽しめ、日のあるうちに帰宅できます。
大部分の人は住宅地(都会)に住んでいると思います。そもそも都心部では信号停車や渋滞で1時間で25kmくらいしか走れないのです。ですから都会から郊外に抜ける(帰りは戻る)時間・距離を考慮すれば、1日の日のある時間に戻れる日帰り総走行距離は200km以下が妥当です。

●目的・目的地
用事があってでかけることもあるでしょう。しかしツーリングは走りそのものを楽しむこと。「あの峠を攻めよう」「紅葉の中を走りたい」「○○を食べに行こう」と言った目的や、「○○からの眺めを見たい」と言った目的地を決めましょう。
それにはガイドブックやテレビの旅行番組、バイク雑誌のツーリング記事、ツーリングマップルなどの地図帳で情報を仕入れます。ツーリングについてのブログで先達の行動を参考にするのもよいと思います。

●持ち物
お金と免許証・車検証は必須。
天気予報に注意し、雨が降りそうならばレインウェアを用意します。しかし日帰りツーリングなら、よほど前から大人数で計画していない限りは雨なら中止するのではないでしょうか。

筆者はコンパクトデジカメとミニ三脚を持っていきます。三脚とセルフタイマーを使うと自分と愛車を写せて、ツーリングの思い出を記録するのにとても便利です。

他には念のための地図帳と携帯電話くらいで事足りますが、日帰り温泉を楽しむならタオルを用意しておきましょう。汗ふきにもなります。

●行程作成
あまりがんじがらめに行程を作るのも考えもの。だいたいどこに行くか、そこまで何kmかがわかれば、気ままな走りのほうが楽しめます。
自宅から目的地までの推奨ルートと距離を知りたいなら、Googleマップが便利です。

Googleマップ




 

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