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第4章 クイズの勉強法

−−−実力をためすのもいいけれど、出るからにはやはりそれなりの勉強をしよう。
「ローマは一日にしてならず。クイズに王道なし」努力が第一!

 

雑学でなくクイズ学がある

クイズに出場する人の中に「雑学博士」と称して出てくる人がときどきいらっしゃる。多少のはったりはあるにしろ、わざわざアンケート用紙にそう書くからには、雑学に対して少なからぬ自信がおありなのだろう。会社や家庭で物知りで通っているのだと思う。

ところがこの「雑学博士」たち、クイズができた試しがない。だれも皆、中程度、あるいはそれ以下の成績なのだ。「雑学博士」と自称したわりにはでき悪く、番組を見た会社の同僚などからバカにされはしないだろうかと、人ごとながら心配だ。だから最近は「雑学博士」と称する出場者は応援しない。してもムダだから(ムゴイね)。

 

どうも自称雑学博士はクイズに弱いようだ。その理由は、自称雑学博士はマユツバ物であることと、雑学(種々雑多な方面にわたる研究。専門でない学問)とクイズは別モノの気がする。つまり雑学でなくクイズ学があるのだろう。たとえば、
「県名に使われている数字が一番大きいのは何県?」
これに即座に答えられるのがクイズ学者。県名をいろいろ思い浮かべて「千葉県」と答えるのが雑学者だ。

その点クイズ学者は
「京都府!」
と、盲点をうまくかわして答える。京都に使われている文字の京(けい)とは、兆のさらに上の数字の単位で、この単位が実際に使われることは天文学の世界でも普通は有り得ない。

 

だいたい県名にどんな字が使われているかなどという点について、学校で教えるワケもなく、さして深く考えるまでもなく、県名は地方自治体という大きな事柄でしかとらえない。しかしクイズ学者は県名を"記号"ともとらえるのだ。さらには、数字の単位を万・億・兆から京・孩……と、まるで教典を唱えるように覚えているのがクイズ学者なのである。

 

クイズに出て、ある程度以上の成績を挙げようとするなら「クイズの勉強」は必要不可欠である。単に知識を増やすだけでなく、前述したような「クイズ的思考」もいるし、実戦にあたっては「ボタン押し」テクニックも大事だ。それらが総合されてこそ、スーパークイズマンになれるのである。

 

大学の先生などは、
「クイズの知識は断片的な、デジタルの知識にすぎず、キワものだ。本来あるべき知識はアナログなものだ」
などと、批判するかもしれない。しかし、クイズは、麻雀が牌を使ったゲームであるのと同じような、知識を使ったゲームであると考えて欲しい。しかも麻雀牌は麻雀牌としか使いようもないが、知識はたとえそれが断片的なものであるにしろ、種々利用できる。断片的知識だって、まとまれば一つの体系を創り出せるのだ。

 

ここに紹介する方法は、ぼくのやり方だからあくまで参考にして、皆さんなりの勉強法を見つけ、知識とテクニックを深めてください。