中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
大名栗林道から正丸峠へ 2007/08/19 その2
2007.08.19 Sunday その2
さわらびの湯で一息ついて、気を取り直して走り出すと有間ダムになった。



そこでダムの北部(左側)を行く林道広河原逆川線を走ってみることにした。この林道は山を越えて秩父まで通じているはずであり、大名栗林道とも交差している。


こちらは舗装の林道で適度なワインディング、木立の中を行く爽快感。有間川は釣りや川遊びのレジャー客でにぎわっていた。そして大名栗林道との分岐を過ぎて少し登ったが、秩父まで出ると帰りが遅くなると思い、坂の途中でUターンをしてそのまま戻ることとした。
下り道をチンタラ走っていたらどうもエンジン音がおかしい。そのうちプスンプスンと止まってしまった。登りで息絶えるならともかく下りである。もしやガソリンがないのではと、リザーブのコックをひねってセルを回すと今度はエンジンがかかった。
この、セロー250にガソリンは9.8リットルしか入らず、燃費は29km/lなので、今回のツーリングは無給油でしかも余るくらいだと思っていたが、上り坂で吹かしたりしていたためか想像以上にガソリンの減りが早かった。あのまま秩父まで峠を目指していたらどうなっていたのかと思うとぞっとする。



名栗の集落まで降りたらシェルの看板が見えたのでほっとしたら日曜日で休みだった。リザーブは2リットルのはずで下り坂なら50km程度は走れるはずでいずれは集落に出られるのだろうが心配だ。弱り目に祟り目である。しかも1時を過ぎて運転者も食事を食べてなかったので、大松閣が経営するハミングというレストランに入る。場所は離れているが大松閣の浴衣を着た老夫婦が食事に来ており、「部屋につけておいて」なんて言っている。
カレーを食べたが実においしかった。

ハミング

ハミングでガソリンスタンドの場所を聞くと、さきほどのシェルの手前に工場があり、そこで入れてくれるという。半信半疑で行ってみたら油だらけの床で耕運機を修理しているおじさんがいた。なんとスタンドの機械があってリッター145円と高いが背に腹はかえられない。8リットル入った。2リットルのリザーブから200cc消費していたことになる。

こうして運転者もバイクも元気が出たので、当初の予定の正丸峠を走ることにする。舗装されていたから登れたんだけど、きれいな景色が眼下に望めた。

正丸峠

正丸峠

そして国道299号線に出て、途中こんなところに寄って↓
飯能市北川

帰りました。帰宅は6時を廻っており、8時半から出ていたのでもうヘロヘロです。総走行距離183kmでした。

今回は自分の未熟さをはっきりと証明できたツーリングだったので価値が高い。

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今回の大名栗林道広河原逆川林道正丸峠のツーリングの"思い出"をGPSのログデータで見るとご覧のとおりだ。

まず、コース全体はこんなカンジ。都市部は割愛。画面下の青梅方面から北上し、正丸峠を越えて飯能から所沢、東村山、西東京に抜けて世田谷に帰った。時計回りである。

大名栗林道

そして大松閣から大名栗林道へ二度アタックした軌跡。押したり引いたりしているのがわかる。GPSの動きは実際よりも大きくブレている。こんなに山の中を動いたわけではありません。
右側の中途半端な軌跡はレストランハミングへ寄ったもの。北から来て北へ戻った。

名栗

帰りの灼熱の所沢で道に迷ってグルグルの図。左(西側)から右(東側)に抜けた。MioのGPSには道案内の機能もあるのだが、設定がヘンで役に立たなかった。

所沢

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