中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
大峠 紅葉ツーリング 山梨県 2012/11/18
2012.11.18 Sunday
真木温泉(山梨県大月市) 紅葉の露天風呂 山梨県


大月市北部の大峠からバイクで下り、真木温泉(まぎ・おんせん)に立ち寄った。

山梨県:大月 真木温泉旅館
〒401-0016 山梨県大月市大月町真木5353

一万坪の敷地に広大な庭園と16の客室。各お部屋には専用の露天風呂、スチームサウナ、揉み機を完備。お食事は山河懐石をご用意しております。

PHOTO:Jalan

地図 
  
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一軒家の温泉宿だが、ひなびた秘湯感はなく、むしろ豪華な宿。離れもあって1泊2万円からだそう。
ただし行くにはとんでもない脇道を走らないといけない。

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立派な入口の戸を開け、きれいに手入れされているを愛でつつ玄関から中に入ると、ピカピカの板敷きの脇にフロントがあって、日帰り入浴は1000円。
タオルを出されたので持ってると言うとセットになっているそうでありがたく使わせていただく。

CIMG5018.jpg

館内地図を出してロッカールームやふろ場の場所を説明してくれたが、随所で迷うはめになった。
それは複雑に曲がりくねっているのに、案内看板がないから。しかもまったく逆方向の「客室露天風呂→」みたいな紛らわしい看板があり、せめて日帰り入浴の時間帯だけでも可動式の案内看板を置くとよい。

迷う理由は随所に戸があってそれを開けなければならないこと。
保温や虫よけなのかもしれないが、戸で遮られるとますますわからなくなる。
まるでドラクエである(カギは不要ですが)。

ようやくたどり着いた温泉はフロントで言われた通り蔵造り。
誰もおらず、四角い風呂にかけ湯をしてから浸かると、冷えた身体に湯が染み込む。

あ゛〜、う〜。

カランは最新式のものでリニューアルされているが浴槽は一つ。ちょっとつまらない。
ドアを開けて外に出ると岩ぶろの露天風呂。湯にはかわいくもみじの葉が浮かぶ。
くぼみのある岩に寄りかかるとぴったり身体が収まり、目の前はもみじの木。この木は紅葉しないようで緑のままだ。眼下は渓流だけれど、湯に浸かると川は見えない。

ぬるめの湯に浸かりつつ、青い空と緑の葉を見ていると、なんて自分は幸せなんだろうとつくづく思う。
幸福の要因である「自分のおかげ」を除いた「周囲のおかげ」の大部分はのおかげであり、妻には感謝してもしきれない。
この幸福はいつまで続くのだろう。もう終わってもいいころか?

できればランチもこの宿で食べたかったがやっていないそうで、を見つつ大月市街へと向かった。

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