中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
東北ツーリング 秋田県 2012/09/29
2012.09.29 Saturday
東北ツーリング:川原毛地獄大湯滝 天然露天風呂全裸混浴 秋田県


奥山旅館で7時過ぎに寝たら10時に目が覚めてしまい、テザリングでブログ記事をUPして再び床についたが5時過ぎに起きてしまった。
外は霧雨だ。

大露天風呂の朝風呂を一人占めし、おいしい朝食にお代わり2杯。

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そののち荷物をまとめたら、雨は止んでいた。

レインウェアをバッグにしまってジャケットで、午前9時出発。
今日はまず昨日の川原毛地獄の反対側(北側)に行ってみる。遠くの山並みは晴れていて、気温は高くなるとの予報。しかし台風17号は東北にも近づいているようだ。

川原毛地獄の反対側は、ここで熱せられた湯が滝のように落ちる天然露天風呂<大湯滝>があるそうで、宿には滝壺に人が浸かっている写真が貼ってあった。これは北海道知床のカムイワッカ湯の滝と同じではないか。

15分ほど狭い道を走ると、広い駐車場になり、川原毛地獄の反対側もグレーの不気味な色で、川から湯気が立っている。どこが大湯滝?すると駐車場から反対側に徒歩15分との看板。山道を15分も歩くのかぁ。
でもカムイワッカ湯の滝も歩いたし、今となっては崩落で滝壺には浸かれないから、ここまで来たんだから大湯滝の写真くらいは撮ろうと、そう思いつつもタオルも持ってジャケットは脱いでバイクにひっかけて歩きだす。

崖を下ると滝の音と若者の嬌声が聞こえてきた。あられもない姿で喜んでいるのか。

そして滝が見えましたっ。
すげ〜〜!左右二つに分かれた湯の滝は、川になってところどころにくぼ地ができている。手をつけたら温かい実にいいお湯。



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一人で下ってきたあんちゃんとどちらともなしに口をきいて
「入っちゃいましょうか?」
「水着ないですけど」
「いいんじゃないすか、そういうところですから」

と、河原で全裸すっぽんぽんになり、くぼ地に身を沈める。

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あ゛〜、いいお湯。
ちょっとヌルめなのがいい。
流れ落ちる滝、やや青みがかった湯になっている川の水(湯)。
三方を森、一方を白い崖と滝に囲まれた、秘湯中の秘湯だ。

すると、先を歩いていた中年夫婦と娘(成人)が脱衣所(いちおうある)で水着に着替えてやってきた。お父さんだけは全裸で腰にタオルを巻いており、おかあさんは上はTシャツであるが、娘はビキニの上下である。

さきほどの嬌声の若者グループは落ち葉で前を隠す程度で、この家族とわれわれ独り者二人組とで、この天然露天風呂に混浴した。

土曜日のせいか、その後も家族連れや温泉マニアらしい女子(だと思う、最初は男と思ったが)も降りてきた。
私は先を急ぐので身体を拭いてそそくさと崖を戻ったが。

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