中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
東北ツーリング 山形県 2012/09/28
2012.09.28 Friday
東北ツーリング:山形県背あぶり峠 山形県
山形県蔵王温泉<
岩清水料理の宿 季の里
>で目覚める。窓の外はどんよりしており霧が出ているのか、今にも降りそうな天気だ。
昨夜は建物内の大浴場にも入ったがここのお湯は無色透明。あまり温泉らしくないので、外湯の白濁した湯に浸かる。
朝食も焼き魚が2品つく、量・味ともに満足度の高いもので、ご飯を3杯お変わりした。
「梅ちゃん先生」を見て出発の準備。外は
小雨
になった。
宿の人は大変親切で、荷物のパッキングのために玄関前の庇へバイクを移動してやってくれと。すると係りのおねいさんが「あの〜」と。「昨日のお酒、残されたんですがどうしますか?」と。冷酒を全部飲めなくて少し残したのだ。あれはもういいってことなのに。
「そちらで飲んでください」と答え、私の出発までお見送りしてくれそうだったけれども、パッキングは時間がかかるので「どうぞ中に入って」と遠慮しておいた。
何から何までよい宿だったので、また来ようと思う。スキー場も近いので、蔵王温泉は構造的に信州野沢温泉に似ている。
今日は部屋で最初から
レインウェア
を着た。雨が降っている屋外であわてて着るよりもはるかに有利だ。
霧で視界が悪い中、山形市街へ向けてチンタラ走り出す。
今日はほぼ真北の秋田県湯沢市泥湯温泉まで行く。旅程のここまでは宿を予約しており、あと2泊はそのときの気分で決めようと思っている。
殺風景な国道13号線を北上し、雨で冷えるため道の駅ごとにトイレに寄り、村山市から山中に入り、まずは県道29号線
背あぶり峠
を目指す。尾花沢市と結ぶ県道29号線にある峠で、ツーリングマップルには
「道幅狭い」「通行困難」「山形盆地を一望」
と、そそるフレーズが3つも書いてあるのだ。
確かに狭い山道だったが、驚くほどのものではなく、雨と濡れた路面と落ちている葉や小石に気をつけて登った。
すると、フレーズどおり山形盆地が一望。小雨のためなんとか景色が見えて、とても美しかった。
<<前の記事
< TOP >
次の記事>>
© N.Kitagawa, All rights reserved.