中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
東北バイクツーリング 宮城県 2012/09/28
2012.09.28 Friday
東北バイクツーリング:鬼首のレストラン雅でランチ 宮城県
山形県尾花沢市の山刀伐(なたぎり)峠を下って国道47号線に出た。JR陸羽東線がほぼ並行して走っている。この道は快適なローカル国道で、まったく紅葉には早い鳴子峡をちょっと見て、宮城県の
鳴子温泉
に。
旧道の温泉街を走ったら、鳴子温泉駅にちょうど列車が止まっていた。
雨
は急に激しくなり、ここから再び山に入るので給油する。おおむねガソリンメーターが半分になったら給油するようにしており、1日1回は給油している。
国道108号線を登り鳴子ダムをチラ見して、雨でなければ降りて写真くらい撮るけれどそれもできない。しかも鳴子温泉でランチにしようと思っていたけれどビショビショ雨で入りたい(入れる)店もなかった。
この先の集落、
鬼首
は「おにこうべ」と読み、横溝正史の金田一耕助シリーズに出てきそうな地名だ。かつては鳴子温泉町、今は宮城県大崎市だ。
三菱地所が
リゾートパークオニコウベ
という大規模なリゾート施設を作って、今でも存在するが経営はほかに移っているという。
鬼首に行くまでにランチを食べようと店を探したが、ドライブイン状の食事処は何軒もあるもののすべてつぶれており、リゾートの親亀がコケると子亀もコケるものなのだ。
しかし村の市街地に「営業中」と出ている
レストラン雅
があり、しかもバイクを止めたときに庇になるような作りの2階の店だったので、ともかくバイクを停める。
びしょびしょのレインウェアのまま階段を上がると、13時だったが客は皆無でおばちゃんが新聞を読んでいた。
「このままでいいですか」と卑屈に尋ねるとどうぞというので、濡れたまま座らせてもらう。レインウェアは濡れたまま脱ぐのは非常に困難であり、それをまた着るのも困難なのだ。右肩の五十肩も緩和されたといえ完治はしていないし。
ポークソテーを頼み、味はまあまあだったが久しぶりにコーヒーも飲んで、満足。ここでもトイレに寄って、礼を行って辞す。
雨は小雨になった。
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