中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
養老渓谷ツーリング(千葉県大多喜町) 2009/04/29
2009.04.29 水曜日 昭和の日
養老渓谷ツーリング(千葉県大多喜町) 2009/04/29
東京湾アクアライン
をバイクで走り抜けた。
木更津東ICから圏央道の取り付け道路として国道410号線のバイパスができつつあるが、こんなまっすぐな道を走っても面白くないのですぐさま旧道へと折れる。道路の左右は人々の暮らしがはっきりとわかり、適度なワインディングのある旧道はツーリングの醍醐味だ。
さらに途中から万田野林道へと入る。全線舗装で人家のない山の尾根を走る。ときどき眼下に視界が広がり、千葉の広大な森林が眺められた。
また、水田には水が張られて苗床ができているが、田植えはまだ。おそらく連休明けに一斉に田植えになるのだろう。どこまでものどかな千葉の山奥だ。
県道32号線に折れて小湊鉄道と並行して走り、養老渓谷駅に。ハイキングイベントがあるらしく、駅前にはテントができ、広い駐車場は車でいっぱいだった。
いよいよ
養老渓谷
に着いて駐車場に300円を払ってバイクを止める。時間は10時40分で早起きは三文の得とは言ったもので、いろいろなことが楽しめる。
駐車場のおじさんに地図をもらって渓谷を散策することとする。地図をよく見たら、この場所は「バンガロー村・弘文洞跡コース」で、
滝
はもう数キロ走ったところにあり、そちらのほうに行くべきだと思った。まぁ、滝は紅葉の時期に行くことにしましょう。
途中、アベックとすれ違ったくらいで観光客はほとんどおらず、とても静かな新緑の渓谷を堪能できた。
遊歩道を出たところに赤い太鼓橋があり、その先に「
出世観音
」があるとのこと。出世にはまったく無縁の万年平社員人生だった。才能はあるんだけどねぇ。それだけじゃ出世はしないよ。
お賽銭を投じ「出世しますように」とお祈りした。
遅いって。
バイクを南へと走らせ太平洋側の天津(あまつ)に出ることにする。
途中、
清澄寺
に寄る。ワインディングの山道道中、このまま出世しないどころか来年あたりリストラでクビになるかとも考えつつ走る。清澄寺では「クビになりませんように」とお祈りした。
そして
安房天津
駅へ。駅前はシャッターが下り切った、とても静かな地方都市だった。客待ちのタクシーの運転手がヒマを持て余していた。連休でもダメか。夏の海水浴シーズン2か月が勝負のようだ。
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