中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
十勝 ツーリング ─ 2008.06.27
2008/06/27 Friday の2
糠平のレストランナウシカから、今宵の宿に電話をする。
バイクツーリングでは、宿の予約をせずに
ライダーハウス
や
とほ宿
にころがりこむケースも多いらしい。そこで、いつもなら宿の予約をしっかりしていくのに、あえてそれをしないで、その場の状況に応じて宿を決めてみようと思った。そこで候補を4つくらいメモしてきて、そのうちの鹿追町の
平山旅館
に電話をしたのだ。
理由は、バイクの交換でロスタイムが1時間発生してしまい、あまり遠くにいけないと思ったから、ルート上にある一番近い候補である鹿追町内の旅館にしたのだ。
この宿は楽天トラベルなどにはいっさい参画しておらず、ネット検索で「発見」し、メモしておいた。予想通り、今日は空いているとのこと。しかも2食ついて5670円は安い。
糠平からさらに北上し、
三股山荘
を過ぎると無人地帯。かつて十勝三股まで国鉄士幌線が通っており、十勝三股は林業の町として栄えていたのは今は昔。
白樺の美しい並木が心をいやす。
この先、三国峠〜三国トンネルを経て層雲峡まで伸びる、走りやすい国道273号だけが交通のインフラだ。そしてこの道以外、人工物はないと思える。
そして
三国峠
に着いた。文句無しの絶景が眼下に広がった。久しぶりに見る、晴れた十勝の大地。これを見るがために、この道を走るがためにバイクの免許を取ったと言ってもいい。
この爽快感、この充実感。なにものにも代えがたい感動を今、手にしているのだ。
峠のちょっと手前から眺める
松見大橋
は、これまで何度となくポスターやCMで使われている絶景中の絶景。ポスターのような写真が撮れただろうか。
その後、三国トンネルをくぐることなく、同じ道を引き返し、糠平に戻り右に(西に)折れて
然別湖
に出た。
もう5時を回っており、鹿追町に着くのは6時半、いや7時ごろかもしれない。
扇が原展望台
からの絶景にも見とれる。
眼下に自衛隊の戦車が演習する姿が眺められるが、さすがにこの時間は終了していた。
そして平山旅館に着いたのは6時20分だった。今日の行程は終了。
●1日目:6月27日[帯広〜糠平〜三国峠〜然別湖〜鹿追町]
レンタルバイクを、セロー(三速ギア入らず)⇒マジェスティに交換したので、軌跡を取得したのは糠平から。三国峠まで北上し、同じ道をそのまま糠平まで戻った。
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