中年になってからバイク・オートバイの免許を取得し、北海道ツーリングや関東周辺のツーリングを楽しむノウハウ
奥武蔵林道(埼玉県飯能市) 2008/06/01
2008.06.01 Sunday
奥武蔵林道バイクツーリング 3 関八州見晴台〜顔振峠
飯盛峠をあとにして、
関八州見晴台
に着いた。道路右側(南側)に駐車スペースがあったのだが停め損ねて、ちょっと先まで走ってしまい、必死に山道(斜面)でUターンをして駐車場に戻り、停めた。
ここでシート下の荷物を取ろうとシートを開けるボタンを押したが反応しない。
飯能市内で反応しない
とはけしからん。バイクは800kmしか走ってない新車だからリモコンキーの電池がなくなってるとは考えにくく、ますます不安になって、結局ヘルメットなどはバイクにひっかけた状態で見晴台へと登ることになった。山道を徒歩数分の高台だ。
関八州とは、
安房、上野、下野、相模、武蔵、上総、下総、常陸
の関東八州で、これらが見晴らせる高台という意味らしい。ただし木などがあるので3方向に展望箇所が分散している。
見晴台には
高山不動尊の奥の院
もあった。
奥の院というよりも休憩所の東屋ばかり目立つ。今から思うと、お祈りすらしなかったな。
見晴台から降りてバイクのエンジンをかけようとするも、電源が入らない。リモコンキーをいじってみる。リモコンキーにもいちおう電源ボタンのようなのがある。何度かいじってようやく電源が入りエンジンをかけた。
その後、
傘杉峠
を経て…、
顔振峠
についた。駐車場と茶店まであり、人がずいぶんと入っている立派な観光スポットだ。
かおぶりではなく、
かあぶりとうげ
と発音するらしい。義経が京都から奥州に逃げる際、絶景のために顔を振りながら登ったという説と、弁慶が疲労で顔を振ったという2つの説があるらしいが、どっちも作り話だ。義経一行は北陸路を行ったのが定説だ。
かあぶりの発音は冠(かむり)のような山があるからとのことだが、本当かな。
さて、ここでも「
KEY
」の警告ランプが点滅しっぱなしのため、とうとうバイク屋に電話する。やはり電波が届いてない警告らしく、そのために電源が入らなかったりシートが開かなかったりだそうだが、原因がわからない。とにかく峠についてもエンジンをかけっぱなしで、スタンドをかけると自動でエンジンが切れるのでまたがったままで電話をした。エンジンがかからないトラウマのため気が気でなく、絶景を楽しむゆとりがない。
それから、しばらく走ってふと気付いた。
Mioの内蔵電源は45分ほどでバッテリーがないと警告を出したので、山道の途中から
バッテリーエクステンダー
を使っているのだけれど、ウェアの左のポケットにはエクステンダーとリモコンキーをいっしょに入れている。もしかして昇電圧装置がついているエクステンダーとリモコンの電波が
干渉
しているのではないか。
そこでリモコンキーを右のポケットに移し変えたらアラ不思議、「KEY」の警告ランプが消えたではありませんか。さっそくバイク屋に報告した。
原因がわかったのと解決したのとで、これで一安心である。
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